日曜美術館 で、写真家のソール・ライター氏を知りまして、心が震えているよー!
今はすっかり忘れていた、私と写真。というのを思い出した。
10年以上前、ただただ写真が好きで好きで、初めてニコンの一眼レフを買った時。
嬉しくて嬉しくて、仕事帰りに、夜の都会を自己流で撮っていた。
ゴミとか、階段とか、そんなんばっかり撮っていた。
感じたもの、こと、だけが全てで、
それが撮る理由で、
それ以外に撮る理由があるなんて、思いつきもしなかった。
まだインスタなんてもんもなくて、
映える。なんて言葉もない。
私は、写真の撮り方教室や、スタイリング教室に頑なに行きたくないと思っている。(一度だけ行った事がある)
なんでだろう?と自分が不思議だったけど、そういう事だったからなんだ~と初めて分かった気がする。
感じるもの。を人から教えられたくない。
自分でしか見つからない。
でも、そんな私も、最近は綺麗な写真、映える写真というものについて、やっぱり考えていたけれど、
いやそうじゃないんだ、違うんだよ。
て事を、ソール ライターさんの作品で思い出した。
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このpicは、友達のミキティ。友達のバーで。
もう10年は昔のものだと思う。
この2人にも、きっともぅ会わないだろう。笑。
それでも、その時確かに在った時間なのだと思える。
そして、ソール ライターさんは、vogueなど、一流誌とも仕事をしていたけれど、スポンサーが煩く指示してきて、その場でカメラを置いて帰ったそうだ笑。
結果、生活に困窮したけど、撮りたいものを撮りたいように撮る方が大切だったのだ。
日曜美術館、慌てて録画したけど、もう一度観てみよう。
すっかり忘れていた原点を思い出させてくれてありがとう。