Q) 例えばchanelのブランドイメージってどんな感じでしょう?
高級感、大人の女、媚びない女が身に着ける、敷居が高い。
そんなイメージでしょうか?
Q) 例えば、アフタ○ーンティのブランドイメージってどんな感じでしょう?
お洒落でかわいい、ちょい甘め多め。
シーズン毎に素敵なグッズが沢山出てどれも持ってるだけで嬉しい。
そんなイメージでしょうか?
Q) 例えば、しま○らのブランドイメージってどんな感じでしょう?
安い、安いけどなかなかいいものがある。敷居が低い。
そんなイメージでしょうか?
では、そういったブランドイメージはどうやって創られたのでしょう?
それは、
一貫した世界観をブランドコンセプトの元に綿密に構築し、創り上げているからです。
先日、
あああ残念だなあ。。。と思ったサービスを見ました。
そのサービスはとても素晴らしく、素敵でした。
が!新たに創ったというロゴがそのサービスのブランドイメージと全く合っていませんでした。
ロゴからそのサービスの世界観が伝わって来ず、ユーザーとして、一気に不安&混乱しました。
恐らくですが、そのサービスのオーナー様は、そのロゴの雰囲気がお好きだったのだと思います。
ですが、ブランドコンセプトの元に世界観をしっかりと構築していないサービスは、ユーザーをその世界観へ連れて行く事ができません。
もしchanelのロゴがパステルカラーで創られていたとしたら、私たちは、今のような
高級感や敷居の高さ、唯一無二のブランドとしての誇り、のようなものを感じたでしょうか?
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世界観は、小さなデザイン(デザインだけでなく)ひとつひとつが合わさって構築されていきます。
そうしてブランドイメージが出来上がり、それに惹かれる人たちがそのブランドのファンとなっていきます。
まずは「コンセプト」これをしっかりと明確に確立し、そこからペルソナ設定し、細かい所まで決めていく。
世界観はそういった土台、地味で細かい作業がある上で出来上がっています。
「これが好きだから♥」だけで選んでいては、ブランドイメージが一貫しないので、本当のファンに届け切る事ができません。
「これは好きだ。そして自分のサービスにどう作用するかな?=サービスのファンは喜んでくれるかな?」という視点を持つ事ももうひとつ必要だなと思います。