「ブランディング」それが出来ていないと、
「誰でもいいから、便利に安くやってくれないかな」で選ばれてしまうことがあります。
北海道にある旭山動物園は、数年前、不人気から閉園寸前まで追い込まれていたのですが、「ペンギンの行進・散歩ショー」などで人気となり、今や全国から人が集まってくる有名な動物園になりました。
私は、当時の園長さんから数年前、お話を聞いたことがあるのですが、その時このような事をおっしゃっていました↓
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集客しようと思ってペンギンを行進させてショーにしたわけじゃない。
「ペンギンは集団で散歩をするという習性」があり、それを表に出したら、勝手に人が集まってきた。
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すごく「本質的だな」と思いました。
そして本質的なことこそが、ブランディングだと私は思っています。
「ブランディング」とは、盛ったり必要以上に自分をキラキラ見せたりすることではありません。
私の考える「ブランディング」は、「本質」を現すこと。
「ペンギンの行進散歩」はペンギン本来の習性であり本質的なことだったわけなんですよね。
それはペンギンや動物園の人にとっては当たり前のことだったかもしれません。
でもその「自分にとっての当たり前」こそが強みであり、「あなたブランド」になる。
そのためには、
自分の特性や性質=強み、をよく知り人目を気にせず上手に表現する。
それがキチンと伝わった時「あなただからお願いしたい」と言われるようになるのではないかなと思っています。
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ペンギンが「行進散歩」で人気出た!よーし!わしもやるー!って言って、”あらいぐま” がそれやっても「ペンギンの真似っこ」ってどうしちゃったって言われちゃうしね><(それはそれでかわいいだろうけど笑)
そして、ペンギンが何の苦もなく出来てしまう「行進散歩」があらいぐまにとっては10年かけて修得するものなのかもしれないのよ。
「ブランディング」ってかっこつけるもんでもなんでもなくて、「自分をよく知り、本質を生かしきる」そういうこと。
皆それぞれ違う誰かになろうとせずに、自分の得意なこと好きな事、「こんなことたいしたことないし」なんて思わずにガンガン出していっちゃおう〜!
そのためには、自分は本当は何が好きなのか得意なのか、よーく考えること、大切と思います(^^)
案外「皆がそうやってるから」とかで本当の自分の想いがわからなくなってる人も多いので。
(今日は短めに書けた〜、かな?笑)